三次元計測には
・三次元写真(画像)計測
・三次元レーザー計測 の二通りを使用しています。

・三次元写真(画像)計測
  計測したい地物等が違った角度で撮影された二枚以上のデジタル写真を使って
  三次元座標のデータを計算します。
  アプリケーションソフトは「KURAVES(クラヴェス)」倉敷紡績(株)と 
  「Photoscan(フォトスキャン)」AGISOFTを使用しています。 

・三次元レーザー計測
  トータルステーションのノンプリズム(レーザー光線)で地物を測るのを自動化した器械を
  「三次元レーザースキャナー」と呼びます。「ライダー」と呼ぶときもあります。
  当社では、「ScanStation C10」(株)ライカジオシステムズを使用しております。
  計測は、レーザー光線での位置データとデジタルカメラによる画像データの取得を
  順次行います。
  計測時間は、当社標準基準(100m先を10cmの間隔)で約20分です。

・三次元データ サンプル
  計測して作成した3次元データが操作できるホームページを
  下記アドレスで公開しています。
  少し操作していただければ3次元データのイメージをつかむことができると思います。
  URL:http://anan.skr.jp/
ライカ ScanStation C10 性能
単発測定精度
座標6mm
距離4mm
角度(水平/鉛直)12"
モデリング表面精度2mm
ターゲット測定精度2mm(標準偏差)
2軸コンペンセータOn/Off切替可、分解能1"
補正範囲±5'、精度1.5"
レーザースキャニングシステム
レーザータイプパルス方式半導体レーザー
レーザー波長532nm可視光(緑)
レーザークラス3R(IEC 60825-1)

測定範囲300m@(反射率90%)134m@(反射率18%)

(最短測定可能距離 0.1m)
スキャンスピード最大50,000点/秒(瞬間値)
スキャン分解能

  スポット径0-50m:4.5mm(FWHH):7mm:(ガウス分布による)

  計測密度任意設定 最小<1mm:(計測密度の制限内)

測定範囲

  水平360°(最大)

  鉛直270°(最大)

  視準視差なし、内蔵ズームビデオ

スキャニング機構水平回転する本体の鉛直回転ミラー

Smart X-Mirror(TM)よる自動スキャン

内蔵カラービデオカメラ17°×17°(1画像)1920×1920ピクセル(4メガ)

360°×270°:230画像

ズーム自動露出調整機能付ビデオカメラ

動画配信 『小松島ステーションパーク 機関車 3D』

写真計測(Kuraves)

レーザー計測(C10)